ボート部の新歓試乗会に行く人に10個のアドバイス

この記事では、こんな疑問を解決します!

・ボート部(端艇部、漕艇部)の新歓ってどんな感じ?

・なにか準備することあるのかな?

・どうせ行くなら100%楽しみたいけど、何ができる?

高校大学ともにボート部に所属し、幾度となく新入生歓迎会や体験会に関わってきた私が、ボート部の新歓に行く前にやっておくとより楽しめる、そんなポイントをご紹介していきます!

 

ボート部(端艇部、漕艇部)の新歓=とにかく!大歓迎

これに尽きます。

というのも、ご存知の通りボート競技(ローイング)はマイナースポーツ。ポスターを貼って待っているだけで「入部させてください!」とはならないので、先輩は血眼になって新入生を歓迎するのです。

(とはいえマイナーであることも自覚しているので、私の周りでは強引な勧誘の話もあまり聞きません。→怖くない!

 

そもそもボートに興味を持ってくれる人も少ないので、試乗会に来てくれるだけで仲間が増えた気持ちになって歓迎してくれます。

 

これはすでにボート部に入っている人間の誰もが体験していることかもしれませんが、大学に入ったばかりで何をしようかな、、となっている人は、こうしたイベントに参加してみると(知らないスポーツであったとしても)案外楽しめます。

私自身は高校からボート競技をしていましたが、大学から始めた人に話を聞くと大体どこの団体でも「新歓が楽しかった/雰囲気がよかったから!」と返ってきます。

 

そんな新歓試乗会に行ってみようかな?という方に感謝を込めて、今回はちょっとした知恵を授けます。

 

服装編

ボートに乗るってどんな服着ればいいの?という方も多いでしょう。

基本的には多少動ける服装ならなんでもいいのですが、ポイントをお伝えします!

1. 汚れ/濡れてもいい服

基本的にボートに乗るだけなので、水の中に入ったり、頭から水をかぶったりすることはありません。一方で、ちょっとしたアクシデントで水がかかったり、乗り降りする場所に土が付いていたり、レールなどの部品から色が移ったりする(稀です、、)ことがあるかもしれません。

 

靴も含めて、多少汚れたり濡れたりしてしまっても大丈夫な服を着ていくことをおすすめします!

 

2. 基準は「自転車を漕げる服」

女子の皆さん!素敵なキャンパスライフに向けてスカートを買ったという方もいるかもしれません。春らしくてすごくかわいいけど、そのスカートちょっと待った!

 

脚を曲げ伸ばしするためのレールに布地が巻き込まれたり、色々見えてしまいそうになったり、布の遊びが少ないタイトスカートも艇に乗るときに足を乗せづらくてバランスを崩してしまったり、ということで一緒に乗る先輩が男女関係なくドキドキしてしまいます、、笑

 

これはOK?というものがある場合、個人的には自転車に乗ってもチェーンやタイヤを心配せずに漕げる服であれば全然大丈夫だと思っています◎

 

3. 着替えを用意するのがよし!

前後に予定がある人は、上に書いた2つがなかなか難しい場合もありますよね。多少汗をかくかもしれませんし、多少荷物が増えてもよければ着替えを持っていってしまうのがいいでしょう。

 

先に案内してくれる部活やサークルがほとんどだと思いますが、事前にわからなかった場合は先輩に確認してみて、着替えるスペースや時間があれば持っていったほうがダンゼン快適です。

 

 

事前アクション編

 

行ってみようかなとはなったものの、どうせ行くなら楽しみたいですよね。

事前のアクションで、当日がもっと楽しめること間違いなしです!

4. 部/サークルのSNSをチェックしよう!

試乗会に行く前に、団体の雰囲気や前回の試乗会の様子などが分かっていると安心ですよね!同じ学科の先輩や同じスポーツをやっていた先輩が紹介されていたりするかもしれません。当日の話題のタネにしてみるのもいいですね。

 

あとは、シンプルにこれ見ました!というと、他のスポーツに埋もれないよう試行錯誤してきた新歓担当者、泣いて喜んでくれると思います笑

 

とはいえボート自体がマイナーなスポーツなので、「なんとなく漕いでみたい!」という気持ちを持ってくれるだけで、話題なんか関係なく十分熱烈に歓迎してもらえるはずです!

 

5. ボートの動画を見てみよう

もし興味があれば、「ボート」「ボート競技」「Rowing」あたりのワードで検索してYoutubeの動画を見ておいてもいいかもしれません。

当日どんな感じで漕ぐのかイメージがつきやすいですよ!

 

スピード感がかっこいいおすすめの動画を一つ貼り付けておきます。各団体がPVを出していたりするので、そちらもチェックしてみてくださいね。

6. 一応天気を調べておこう

さすがに土砂降りのなか新歓試乗会とはならないものの、基本的にボートは雨天決行のスポーツです! 雨の予定であれば、着替えやタオルがあるといいですね。

 

これはアウトドア全般にも言えることですが、思ったよりも気温が高かったり低かったりしたときに1枚脱ぎ着ができると快適です。

もし暑そうであれば、飲み物も用意しておきましょう。

 

あるといいかもしれない持ち物をあらためてリストアップしておきます!

・着替え

・タオル

・飲み物

・上着

・日焼け止め

・帽子

・レインウエア

・スマホ※水没には注意

 

7. 友達を誘ってみよう

新歓ではあるものの、ボートを漕ぐという貴重なイベント。興味があってもなくても、友達と一緒であればより楽しめるはずです。

こうした体験が気軽にできるのも1年生の新歓期くらいなので、思い切って友達を誘ってみてはいかがでしょうか。

 

逆に、知り合いもあんまりいないから一人で行くのは不安だしやめておこうかな、、というあなた。

大丈夫!行ってみれば分かりますが、ボートコースでは未知の体験だらけで、初対面の人と話す話題に困ることはありません。ボートを漕ぐのが日常な人なんて(ボート部以外に)絶対にいないですよね。

 

しかも海や川、湖で行うボート競技は、実は日本各地の出身者が幅広く集まりがちなスポーツです。大学とは違う地域から進学してきたという人こそ、共通点のある人と仲良くなるチャンスだったりします。

 

とにかく、とりあえず、みんな漕ごう!!!!

 

当日の楽しみ方編

ただボートに乗ってみるだけでも十分楽しいのが試乗会。大学生ならバーベキューなどご飯をたべたり、それぞれ企画があることでしょう。

それ以外にも、見どころとなる楽しみ方のポイントをご紹介します。

8. ローイングマシン「エルゴ」を漕いでみよう!

え?なにそれ。筋トレマシン?って感じですよね。

エルゴは、ランニングマシンのボート版。水上で艇が揺れるなかいきなりボートの動きをするのは難しいので、このマシンを使って練習したり、選手になるとこのマシンでパワーを測定したりします。

野球、ラグビーの選手がトレーニングに使っていたり、最近では設備が充実したジムではよく見かけるようになったので、見たことがある人もいるかもしれません。

 

ボートに乗る前にこのマシンを使って教えてもらうことが多いのですが、初めて漕ぐと、これが意外と楽しいのです。

上手に漕げるとリアルタイムで表示タイムが伸びるので、先輩にコツを教えてもらいながらスピードアップしてみましょう。

 

特に力自慢のあなた!先輩もビックリのタイムが出せるかもしれません。

 

9. 未知との遭遇。艇庫を探検しよう!

大会にもよりますが、高校生では3種目、大学生以上になると7種目もあるボート競技。

人数やオールの本数によって変わるのですが、その分道具の種類がたくさんあります。

 

何種類もの艇やオール、工具、トレーニング器具がずらりと並んだ艇庫を探検してみましょう!

 

個人的な注目ポイントとして、「艇の名前」が挙げられます。

実は艇には一つ一つ名前がつけられる文化があって、チームによって名付けのルールが異なります。外国語から取った強そうな名前や、漢字一文字の渋い名前、名前が長いためにあだ名が付いていたり、使用している艇の一つ一つにチームの歴史があります。

案内してくれる人によく乗る艇はどれですか?と聞いて、紹介してもらうのも面白いかもしれませんね!

 

10. コース周辺の建物や景色について聞いてみよう!

1年中水の上に浮かんでいるボート部員。コースの回りの景色には自然と詳しくなりがちです。

あのへんは春になると桜がきれい、夏になるとあそこで花火が上がる、実は昔こんなすごいものが漂流してたらしい、たまに変わった人が水辺を歩いている、、水辺のエピソードが尽きることはありません

 

特に艇庫を共有している団体や艇庫が密集している地域であれば、建物を見ているうちにこの団体にもボート部あるんだ!と意外な発見があるかもしれません。

 

ボートを漕ぐ体験に加えて、意外なところでちょっとマニアックな観光?もできるかもしれません。ぜひ気になったものは質問してみてくださいね!

 

最後に

ボート部(端艇部、漕艇部)の新歓試乗会について、準備することや楽しみ方をご紹介してきました。

 

当日の企画は部やサークルによって違うとは思いますが、今回の記事を読んで試乗会をより楽しんでもらえると嬉しいです!

入学してすぐで友達を増やしたい!という人には特にいい機会になるはずです。

 

それから、もしもボートを始めよう、となったら案外狭いのがローイング(ボート競技)の世界。

どこかでお会いすることもあるかもしれませんね!皆さんにお会いする日を楽しみにしています。