この記事は、World Rowing Cupをリアルタイムで見たことがなかった純ジャパゆうかりが調べたことをまとめたものです。
海外の情報もわかる人になりたい!
けど時差もあるし英語で調べるのも面倒だしあとから結果だけ確認すればいいかな~
Google翻訳もちょっとまだ読みづらいし、、
というそこのあなた!
この記事では今回調べた内容をまとめてみました。ぜひ今回こそはリアルタイム観戦しちゃいましょう!
この記事ではこんな疑問を解決します!
■日本代表のレース時間って何時?
■LIVE配信はどこから見ればいいの?
開催日程
2023/6/16(金)~6/18(日)
World Rowing Cup「Ⅱ」です。
前回の「Ⅰ」は5月、クロアチアの首都ザグレブで行われました。「Ⅲ」はスイスだそうです。
ごめんなさい、先月もやってたやん?って思ってました。
開催地
イタリア ヴァレーゼ湖
行ったことのない身からするとどこやねん!という感じですが、ヴァレーゼのあるロンバルディア州の州都ミラノから北西約60kmのところです。
7月にWorld Rowing CupⅢが行われるスイスとの国境まで約10kmの距離に位置し、湖畔にはユネスコ世界遺産の「アルプス山系の先史時代の杭上住居跡群」があるほか、ヴァレーゼの街自体も靴産業、庭園の街として知られているそうです。
美しい山々に囲まれた湖、わたしは長野県の諏訪湖を思い出しました。
レース時間
時差は日本時間 -7時間
6/16(金) 予選・敗者復活・準決勝
日本時間 15:30-翌2:10
現地時間 8:30-18:10
6/17(土) オープンCDEFG決勝・軽量級M2-1X4X/W1XAB決勝・準決勝・敗者復活
日本時間 16:00-23:48
現地時間 9:00-16:48
6/18(日) AB決勝
日本時間 15:15-21:41
現地時間 8:15-14:41
初日16日の最終レース18:10スタートは衝撃ですね!
調べてみたところ、現地は緯度が高い(北海道の稚内と同じくらい!)ため、今の時期は日没が21時ごろとのこと。
初日はLIVEビデオストリーミング(動画)はなくLIVEレーストラッカー/オーディオ(表示+音声)のみなので、現地の様子を見ることはできませんが、こうした違いを感じるのも海外レース観戦の醍醐味なのではないでしょうか。
17日、18日については比較的観戦しやすい時間帯。
中央ヨーロッパだと大体この時間なのでしょうが、今まで時差を言い訳に見ていなかったことが悔やまれます。笑
各種配信時間
LIVEレーストラッカー/オーディオ(表示+音声)
レース展開を画面上で確認しつつ、音声で楽しめます。
LIVEビデオストリーミング(動画)
6/17(土) 準決勝・敗者復活 軽量級M2-1X4X/W1X A決勝
日本時間 17:30-20:35 22:20-23:50
現地時間 10:30-13:35 15:20-16:50
6/18(日) A決勝
日本時間 17:00-21:50
現地時間 10:00-14:50
2日目は最終日にA決勝がある種目の準決勝・敗者復活レースと軽量級一部種目のAファイナルのみ。
最終日もAファイナルのみの映像配信となっています。
Bファイナル、いやぜひ全日程を配信してほしい!と言いたいところですが、全日程を詰め切るために(初日に至っては18時まで粘って、、)5分間隔で進行するレースの映像を全世界に配信し続けるとなるとかなり忙しいはず。
現状は音声を想像で補うしかなさそうです。
ビデオストリーミングがある準決勝・敗者復活はレース間隔10分、A決勝はたっぷり15分。解説も含めじっくり楽しみたいですね。
日本代表
日本からは合計9クルー18名が代表選手として派遣されています!
国内で大活躍の選手ばかり。写真は12名ですが、現地にて合流するとのことです。
(Crew Japan Facebookより)
M2- 男子ペア 全15クルー
S櫻間達也選手
B新井勇太選手
NTT東日本と明治安田生命の2人の混合クルーとのこと!
2023年の代表選考は混成クルーが多く個人的にはワクワクでしておりましたが、その中でも2-レースでトップ通過したクルーです。
予選 16日 17:50-18:05
敗者復活/準決勝 16日 16:20-16:25
D決勝 17日 16:15
C決勝 17日 16:45
B決勝 18日 16:00
A決勝 18日 18:08
※すべて日本時間
W4- 女子フォア 全13クルー
S中条彩香選手
3高野晃帆選手
2榊原春奈選手
B木野田沙帆子選手
日本代表での女子フォアは初結成なのではないでしょうか?
5月に行われた全日本選手権の女子クォドルプル決勝に名を連ねた面々が、翌月にはスウィープ種目で世界と戦っています。
近年盛り上がる女子スウィープの頂点、ぜひ応援したいですね!
予選 16日 18:55-19:05
敗者復活 16日 23:55
準決勝 17日 19:25-19:30
B決勝 18日 16:15
A決勝 18日 19:39
※すべて日本時間
M4- 男子フォア 全16クルー
S志賀巧選手
3大塚圭宏選手
2西知希選手
B林靖晴選手
NTT東日本3名、東レ滋賀1名の混成クルー。代表経験豊富なメンバーの活躍に期待です!
予選 16日 19:10-19:20
敗者復活 16日 翌0:00-0:05
C決勝 17日 16:45
準決勝 17日 19:35-19:40
B決勝 18日 16:20
A決勝 18日 19:54
※すべて日本時間
W1X 女子シングルスカル 全24クルー
米川志保選手
5月にドイツで行われたInternational Wedau Regattaで海外の選手と競い見事優勝した米川選手。
海外の強豪チームへの留学や数々の遠征の成果を発揮してもらいたいです!
予選 16日 19:25-19:40
敗者復活 16日 翌0:10-0:25
D決勝 17日 16:25
C決勝 17日 17:05
準決勝 17日 19:45-19:50
B決勝 18日 16:25
A決勝 18日 21:26
※すべて日本時間
M1X 男子シングルスカル 全38クルー
荒川龍太選手
東京オリンピックでも男子シングルスカルで出場、B-Finalに進出11位という快挙を成し遂げた荒川選手。
5月にドイツで行われたInternational Wedau Regattaで米川選手同様優勝し、勢いを付けています。
一橋大学入学後にボートを始めて日本代表として活躍、更に高みを目指す姿がかっこいいですね!
予選 16日 19:45-20:20
敗者復活 16日 翌0:30-0:45
E決勝F決勝G決勝 17日 16:00-16:20
D決勝 17日 16:30
C決勝 17日 17:10
準決勝 17日 19:55-20:00
B決勝 18日 16:30
A決勝 18日 21:10
※すべて日本時間
すみません、以下私の体力不足で力尽きてしまいレース時間のみの更新となります。。今後はもっと強くなります。
LW2X 軽量級女子ダブルスカル 全18クルー
S柿島麗選手
B廣内映美選手
予選 16日 20:25-20:35
敗者復活 16日 翌0:50-0:55
C決勝 17日 17:15
準決勝 17日 20:05-20:10
B決勝 18日 16:35
A決勝 18日 18:53
※すべて日本時間
LM2X 軽量級男子ダブルスカル 全17クルー
S宮浦真之選手
B武田匡弘選手
予選 16日 20:40-20:50
敗者復活 16日 翌1:00-1:05
C決勝 17日 17:20
準決勝 17日 20:15-20:20
B決勝 18日 16:40
A決勝 18日 19:08
※すべて日本時間
LW1X 軽量級女子シングルスカル 全9クルー
冨田千愛選手
予選 16日 17:10-17:15
敗者復活 16日 23:05
B決勝 17日 22:00
A決勝 17日 23:03
※すべて日本時間
LM1X 軽量級男子シングルスカル 全17クルー
古田直輝選手
予選 16日 17:25-17:30
敗者復活 16日 23:10-23:15
B決勝 17日 22:05
A決勝 17日 23:18
※すべて日本時間
World Rowing Cup観戦初心者の発見メモ
今年は5,6,7月連続で3回行われる
今まではなんかとりあえず年に何回もヨーロッパでやってる世界大会。というざっくりした認識だったのですが、
やっと日程まで具体的に認識できました。こうしたチャレンジ記事も書いてみるものですね。
World Rowingのカレンダーを見ているとWorld Rowing Cupといえども各国のレース日程や準備期間と重なっている様子。
そういった背景もあって複数開催なんでしょうか?
詳しい方、ぜひ教えてください~
総合優勝的なものがあるらしい
え?出るだけでも相当な偉業なのに、ポイント制度があるんですか???
日本でも全日本大学選手権が種目ポイント制で総合優勝を決めるレースとなっていますが、それをWorld Rowing Cupで、世界レベルでやっているとは驚きでした。
強豪国、かつ選手層が厚い国ともなるとこうしたポイントも意識するようになるんですかね。
各種目を横断してチームとしての団結を強くするためにいい制度だと思いつつ、世界には未知のハイレベルな戦いが存在するのだと実感しました。
代表選手、サポート陣どちらもすごすぎる
レース時間をまとめて初めて分かったのですが、
初日に予選と敗者復活の2レースがある場合、相当タフなスケジュールになるなと改めて思いました。
日本国内のレースで1日2000mを2レースというと、全日本新人選手権くらいでしょうか。
しかも普通にいけば勝てるタイム差のある相手ではありません。
全力で戦って勝てるかどうかだったり、僅差の勝負ばかりだったり、相当タフなレースをしながら1日2本。
想像を絶する疲労感だと思います。ただただすごい、、
私自身に海外レースの経験はありませんが、選手時代海外レース経験者の意識の高さは肌で感じていました。
今回、こんなタフなレースを経験した選手の視座はそうでない選手と一線を画するよな、、と実感したところです。
さらに!
サポート陣にとっては9クルー1日2本。本当に休む暇などないでしょう。
大学のコーチで、クルー数にもよりますが1日1本でも夕方には疲労におののく程なのに、このスケジュールではとんでもないサポート負荷だと思います。
選手もサポートもまさにプロフェッショナル。ぜひ良い成果を得て帰ってきてほしいです!