【お高い】コンセプト2エルゴ買う?やめとく?

ローイングマシンのConcept2が欲しいけど、高すぎて手が出ない!
他のローイングマシンと比べてなんか高い!買う価値あるのかな?
ちょっとでも安く買う方法はないの?

今回はこんな疑問にお答えする記事を書いていこうと思います!

この記事を書いているのは、ボート歴10年以上、自宅にConcept2のローイングマシンを置いている元ボート漕手のゆうかりです。

自宅にあるローイングマシンはもちろん私自身が一生懸命働いたお金で、思い切って自分で購入したものです。

自宅用のマシンって、安い買い物ではないから損したくないですよね!

今回は私が自分で購入してみた経験を踏まえて、皆さんの疑問を解決していきます。

 

Concept2と他社製品の値段を比較してみた

高いと言われがちなConcept2ですが、そもそも価格がどれくらい違うのか前提を確認していきます。

【参考】Concept2と他社製品の価格

Amazonのローイングマシンの売れ筋ランキングから他社製品を抜粋して比較をしたものがこちらです。

商品名 値段(出典:Amazon、2021年5月26日時点)
Concept2 ローイングエルゴメーター ¥151,200
Real Relux ローイングマシン ¥68,000
ダイコー ローイングマシン ¥48,703
Schwinn ローイングマシン ¥99,000

(jorotoのローイングマシンもよく検討されているようですが、在庫切れのため参考価格4万円程度と記載しておきます。)

こちらの表をご覧いただくと分かる通り、Concept2ローイングエルゴメーターは他社製品と比較しても大変高い価格設定です。

こんなに違うの?!と驚かれた方もいるかもしれません。

この中で一番安いダイコーと比較するとその差、3倍

これは「欲しいんだけど高くてなかなか手が伸びない。。。」という声も納得できますね。

【前提確認】ローイング動作ができるのはどの製品も同じ

Concept2ローイングエルゴメーターは、その名の通りローイング動作ができるマシンです。

ローイング動作は昨今新しい運動法として注目を浴びていおり、「ボート漕ぎ運動」という呼び方で聞いたことがある方も多いでしょう。

全身の筋肉を効率的に動かせるのに、関節への負担が少ないのがボート漕ぎ運動の特徴です。

前提の確認として、他社製品でもこのボート漕ぎ運動、ローイング動作ができることに変わりはありません。

もちろん多少の動きの差などはありますが、まるっきり機能が違う!ということではないのです。

 

私が納得して購入した理由5つ

前段では「値段が高い」「機能に大きな違いがない」ことをお伝えしました。

では私がなぜ、すべて分かったうえで購入の意思決定をしたのかをご説明していきます。

私がConcept2ローイングエルゴメーターを購入した理由は以下の5つです。

1.長時間漕いでも問題ない
2.最低限のメンテナンスでも長く使える
3.大会があるから継続しやすい
4.リセールバリュー(売却価格)が高い
5.処分するときに貰い手が見つかりやすい

順番に解説していきます。

長時間漕いでも問題ない

ローイング動作をマシンでやろうかな、と検討するとき、多くの方は有酸素運動として取り入れることを考えているのではないでしょうか?

私もその一人でした。

有酸素運動を取り入れる場合、20分以上行うと脂肪燃焼効果が得られると言われています。

ランニングなんかも慣れてくると20分以上やるのが普通じゃないでしょうか。

ローイングマシンは1台あれば全身の筋肉を効率的に使えるので優秀と言えますが、一方で、有酸素運動として行う場合は連続20分以上漕いでも問題ない耐久性が求められます。

口コミを見ると、安価なものが多い油圧式や、たとえConcept2と同じ空気抵抗式のものであっても「最大稼働時間に制限あり」「熱くなる」などちょっと心配なものが多かったのが正直なところです。

一方Concept2は、20分どころかボート部時代にイヤというほど漕ぎましたし、屈強な部員が代わる代わる連続で漕いでも全く問題なかったため、耐久性が実証・体感済みでした。

そもそもが競技用なので、最初から品質を疑う理由がないでしょ、と言われればそこまでですが(笑)

最低限のメンテナンスで長く使える

こちらも耐久性に通じる部分ですが、他の製品は部品の劣化が早いのかな?という印象を受けました。

油圧式の口コミでは「オイルの劣化」、その他の方式のものでも「部品が壊れてしまった」などと書いてあったので、メンテナンスや買い替えを考えると、これコスパいいか?と思ってしまいました。

一方Concept2であれば、学校の倉庫や寮の物置きなど過酷(笑)な環境での保管、酷使するのにメンテナンスは年1,2回という条件であっても10年近く現役だった思い出があります。

家庭での利用であれば普通の気温/湿度の環境、1人で使用、かつ年に1回くらいならメンテナンスできそうなので、手間なく長持ちして元が取れると考えました。

大会や基準があるから継続しやすい

運動習慣をつけようとしても、なかなか続かない。。。という方も多いと思います。

正直私も継続は得意じゃないのですが、

ランニングであれば「マラソン大会にエントリー」「タイムをSNSでシェア」が習慣化のコツとしてよく言われますよね。

大会という締め切りや、シェアして比較しあう基準があるのは大きな刺激になると思います。

これができるのが、ローイングマシンの場合は実質Concept2だけなんじゃないかと考えました。

冬にはインドアローイング大会が行われて中学生からシニアまでタイムを競いますし、ローイングマシンのタイムと言えばConcept2でのタイムが基準になっています。

運動を取り入れるのであれば、なんとなく続けるよりも基準が分かる方がいいですよね!

リセールバリュー(売却価格)が高い

自宅にマシンを買うんだったら、高い買い物だし損したくない!と思っていました。

ましてや途中で生活スタイルが変わってゴミになったら。。。と思うとゾッとします。

ローイングマシンはまだまだポピュラーな運動器具ではないですし、使わなくなったら正直ゴミ同然のオブジェです。

ところが、Concept2であれば中古品が10万円近くの値段で売れることも珍しくありません。

全国のボート部やスポーツ関係者には、安く手に入るのであれば欲しい!と思っている人が少なくないからです。

そうなってくると、5万円で買ったローイングマシンがオブジェになるより、15万円で買っても後々値段が付くConcept2の方が、結果的に安心だしコスパいいかな。。。と打算的ながら考えました。

ちなみに、お金持ちが高いブランド物を買う理由もこの「リセールバリューが高いから」らしいです。

Concept2はローイングマシン界のiPhoneですね!値段も同じくらいですし。(笑)

処分するときに貰い手が見つかりやすい

個人的に、マシンを購入するときは「手放すときのこと」も考えた方がいいと思っています。

というのも、マシンを手放すときは決まって引っ越しや、子供が生まれた、転職した、などの忙しいタイミングの可能性が高いからです。

そんな時に処分の方法に困ったりしたら、正直煩わしさしかないですよね。

他のローイングマシンだってメルカリやジモティーを使えば貰い手が見つかる可能性はあると思うのですが、おそらく時間がかかります。

一方でConcept2であれば、万が一(考えにくいですが)メルカリで売れなかった時でも最終手段としてTwitter等を使えば、全国のボート、ラグビー、野球関係者の方に届くでしょう。

圧倒的に貰い手の数が多いので、時間がかからないのです。

安く買う方法2選

さて、決して安いとは言えないConcept2を納得して購入した理由を解説してきましたが、

とはいえ「少しでも安く買う方法を知りたい!」という方のために2つだけご紹介します。

中古で譲り受ける

長く使えるConcept2ですが、ライフスタイルの変化で手放す人も少なくありません。

こういった場合の多くは知り合いや団体関係者経由で譲ります。

ただ、特に個人で使用していたものについてはメルカリに出品されていたり、SNSで貰い手を探している場合があります。

この方法はレア度がかなり高いものの、運さえ良ければ定価より数万円安く買える方法と言えるでしょう。

ECサイトのセールを狙う

こちらは汎用性が高いですね。

今ではECサイトが発展して、自宅で簡単にローイングマシンが購入できるようになりました。

Amazon、Yahoo、楽天が主流です。

Yahooであれば5のつく日、ソフトバンクユーザーの日曜日。

楽天であればお買い物マラソン、楽天スーパーセールなどの時期に合わせると、安くなったり、ポイント獲得率が上がる可能性が高いです。

キャンペーン時期を狙う場合、アクセスの集中に備えて事前にカートに入れておくのがよいでしょう。

まとめ:Concept2は確かに高いけど、納得して買いました!

今回は、Concept2ローイングマシンの値段について解説してきました。

皆さんの疑問は解決しましたでしょうか?

確かに高い金額ではあるものの、結局のところコスパいいじゃん!と納得したため私は購入しました。

購入前気にしていた「音」も、掃除機or洗濯機と同じか、響かない分静かなくらいです。

ジムに行ったり外で走るのもいいけれど、おうちで1つだけやりたいんだよね~という方には案外ハマるマシンだと思ってます。

これからもローイングマシンについての解説記事は継続して書いていこうと思っていますので、ぜひご期待ください!