設定できてるっぽいけど、本当にこれでいいのかな?
測定結果の見かたが分からない!!
2000mの設定方法は大きく2つ!
公式レースと同じ距離である2000m。
決して短くはない距離なので、計測方法など失敗したくないですよね。
2000mのタイム測定の設定方法は大きく分けて2つあります。
1.Standard List(スタンダードリスト)からの設定
2.New Workout(ニューワークアウト)からの設定
順番に説明していきます!
方法1:Standard List(スタンダードリスト)からの設定
まずはメニューから
メニュー画面で、「SelectWorkout」を選択します。
上から2番目のボタンを押してください。
距離や時間を縛って漕ぐ場合、基本的にはこの項目から入っていきます。
Select Workout(セレクトワークアウト)
こちらの画面で「Standard List」を選択します。
1番上のボタンを押してください。
測定準備画面になってからグリップ(持ち手)を持とうとして引っ張ると測定が始まってしまうため、このタイミングで手前の足の近くにあるグリップフックにグリップを引っかけておきましょう。
Standard List(スタンダードリスト)
こちらの画面で、「2000m」を選択します。
1番上のボタンを押してください。
この画面で他の距離を選べば、決まった内容ですが他の距離を行うこともできます。
2000m計測開始
画面が自動で切り替わって、タイムの計測準備ができました!
画像ではパワーカーブ表示にしてありますが、漕ぎ始めずに画面のボタンで表示や単位を選択して好みの画面に変えられます。
あとは漕ぐだけ!頑張ってください。
方法2:New Workout(ニューワークアウト)からの設定
メニュー画面から
方法1と同じく、上から2番目の「SelectWorkout」を選択します。
時間や距離の制限は大体ここです。
Select Workout(セレクトワークアウト)
方法1ではStandard Listを選択しましたが、方法2ではNew Workoutを選択します。
上から4番目のボタンを押しましょう。
New Workout(ニューワークアウト)でメニューの種類を選択
New Workoutは、Standard Listの選択肢にない自分の好きな設定で漕ぐことができる設定です。
今回は2000mを1本だけの測定をしたいので、一番上の「Single Distance」を選択してください。
Single Distance(シングルディスタンス)から詳細設定
この画面で、「距離」「ラップ計測の間隔」「ペースボートの速さ」を選択します。
ラップ計測の間隔は、細かく確認したければ短い距離を設定してください。
ペースボート表示を使わない場合、設定せずにとばしてしまって大丈夫です。
ボタン操作は、右側のボタン横の記号が凡例になっています。
2.数字を大きくする
3.数字を小さくする
4.前の項目/桁へ
5.確定(オレンジで囲ってあるボタン)
上記の順番で並んでいるので参考にしてください!
方法1・2それぞれの使い分け
方法1.Standard Listが向くシーン
すぐに設定したいとき、500mラップでの計測、ペースボートを使用しない場合。
ほとんどの場合こちらで事足りるかと思います!
ボタンを押す回数が3回だけなので、圧倒的にラクチンです。
方法2.New Workoutが向くシーン
タップタイムの間隔を調節したい、ペースボートを使用したい場合はこちら!
2000mフルパワーではなく、300mなど途中でレート変更を入れる場合もこちらがおすすめです。
測定タイムの確認
2000mの計測方法をご紹介したので、これまた分かりづらいと話題の「記録の確認方法」をご紹介していきます。
漕ぎ切った方、がんばりましたね!お疲れ様です。
2000m計測終了
計測が完了すると、このように自動的に画面が止まります。
(レートも出力も低くてすみません!!)
この状態でも合計の時間は分かりますが、ラップタイムや平均レートなどは分かりません。
右下の「Menu」ボタンを押して、メニュー画面に戻りましょう。
記録を見るときもメニュー画面から
今度は上から4番目の「Memory」を選択します。
こちらの機能で、今までの記録を確認できます。
Memory(メモリー)/LogBook(ログブック)
今回は最新の記録を確認する方法として「List By Date」を選択します。
長くConcept2を使っている人も、基本的にはこちらの機能を使って記録を確認する方がほとんどかと思います。
上から3番目のボタンを押してください。
List By Date(リストバイデート)で見たい履歴を選択
これで、今までの履歴をさかのぼって確認できます。
今回は最新の「2000m」に矢印を合わせて、右側ボタンの4番目を押します。
分かりづらいですが虫眼鏡アイコンになっていて、詳細が確認できますよ、という意味合いです。
View Detail(ビューディテイル)で詳細を確認
こんな感じで、詳細が表示できます。
「500m換算タイム」「ラップタイム」「平均レート」「心拍数(心拍センサー接続時)」が確認できます。
今回はラップタイムの計測が500mごとになっているので500m換算タイムと一致していますが、ラップ計測を調整している場合はそれぞれ異なる値が記録されます。
SNSに投稿している人は大体この画面をシェアしていますね。
シェアしないにしても自分の記録用として重宝する画面なので、スマホで写真を撮っておくと便利ですよ!
まとめ:これであなたも公式記録を測定できる!たくさん漕いでタイム更新を狙おう。」
今回ご紹介したConcept2を使っての2000mタイム測定、実はそのまま公式記録として使えるような精度の高いものです。
もちろん厳密にいうともう少し条件がありますが、Concept2を使った計測という時点でほとんど満たしているに近いでしょう。
マシンの条件が同じですから、他の選手と比べるのも刺激になっておすすめです。
記録を伸ばすためにはたくさん漕ぐことも重要ですが、漕いだ内容を確認して分析するのも一つの方法です。
ラップタイムやレートの変動から自分の弱みや強味を見つめなおして、次はこうしてみようかな?と考えるのも楽しいですよ!
今回この記事を読んだ皆さんのレベルアップに貢献できましたら私もうれしいです。
2000mを漕ぎ終わったら、ぜひ結果をSNSでシェアしてみてくださいね!