【やめたい?】ボート部のツラいところ7選

  • ボート部はきついらしいけどそれって本当?
  • ちょっとだけ気になっているけど自分が耐えられるか心配
  • どうせもとからスポーツ万能な人じゃないと続かないんじゃないの?

ボート部についてどこからか聞こえる「きついからやめときなよ」という囁き。
これはホント?ウソ?

はじめに
がんばったら大体何やってもツラい

この言葉だけでは身も蓋もないですね。
この記事を読んでいる人の中には、ボートって他のスポーツと比べてどのくらいキツいの?と考えている人も多いことでしょう。

当然ながら、頑張ることと辛いことは隣りあわせだったりします。
それでもちょっと勇気を出して、何がつらいのかは知っておきたい!という人の助けになるような記事になればと思います。

それでは本文にまいりましょう!


練習が本格的なチームは多い

ボート競技はマイナースポーツですが、意外にもその中では日本での歴史があるスポーツです。
そのため、「伝統の強豪校」と言われる学校の比率は高くなります。

こうした背景から、他のメジャースポーツと比べると学校やOB/OGの協力もえやすく、練習が本格的なチームが多い傾向があります。

何かに打ち込みたい!という人にはある程度の環境が確保できる場合が多いのでオススメですが、他に圧倒的にやりたいことがある人にはハードすぎることもあるでしょう。

解決方法
一生懸命やって実績が欲しい人には最高の環境。ほかにやりたいことがある人はハードに感じることも。

 

ローイングマシンがキツい

こちらは有名ですね!笑
ボート経験者がキツいと口を揃えるローイングマシン、通称エルゴ(ローイングエルゴメーターの略)。

キツくないよと言う人は、嘘をついているか全力で漕いだことがない可能性もありそうです。

かなりキツい一方で、エルゴの記録はボート競技の中でも自然条件の影響を受けません。
そのためボート部の一つのモチベーションにもなっています。

キツい、と言っている人の中の大半が、ベストを出したときの喜びを知っているのも事実です。

解決方法

エルゴはボート部の目標基準の一つ。きついのにみんなやっているのには理由がある!

うまく漕げないときに悲しくなる

艇やオール、同じ艇に乗る仲間、風、波、さらにはミリ単位にこだわる道具の調整と、多くの条件が関わるボートは、昨日までうまくいっていたのに今日はてんでだめだ〜ということも少なくありません。

そんな日はしょんぼりしながら艇を拭いて、言葉少なに帰ることもあります。

こんな期間が続くとやっぱりツラい。当然です。

ただ、この期間を知恵を絞って乗り越えたとき、時には試合に勝つよりも大きい喜びを感じるでしょう。

解決方法

いつ乗り越えられるかは誰にも分からない。自分なりのアクションで早く乗り越えるのもやりがいの一つ。

 

冬は地道なトレーニングが多い

ボート部に部活が辛いと思った季節を聞けば、暑いときは熱中症になってしまいそうな地方であっても、多くの選手は夏よりも冬を選ぶでしょう。

理由はさまざまありますが、ずばり「地味さがキツい」!

オフシーズンである冬は、体づくりの天王山。
水上でゆっくり長い距離を漕いだり、陸上でもエルゴやウエイトをすることが多くなるはずです。

多くのレースが開催されて華やかに駆け抜ける夏のシーズン期間に対して、冬が地味すぎるのかもしれません。

ただ、静かに下剋上を進めた期間こそが夏の爆発的な輝きに変わっていることは言うまでもありませんね!

解決方法

夏をイメージしてモチベーションを保つ。仲間と話すことで、次の日からの活力になります。

 

冬の水上が寒い

冬に川や湖が凍る地方のチームを除けば、ボート部は一年中水上に出ます。
もちろん直接水に触れることはほとんどないものの、水面との距離が近いため乗ってみると気温以上の冷えを感じるでしょう。

艇が進むたびに体に受ける風も、体が温まるまでは天敵です。

ただボートは水上競技の中でも比較的上半身のぬぎ着が利くので、練習のはじめに温かくしておけば寒がりさんでも問題ありませんよ!

解決方法

あったかくしよう!タイツもジャケットも最近はオシャレなものがたくさんあります。

 

眠くなりがち

チームトップの体力オバケ、ムードメーカー、ストイックなあの人この人。
新人先輩問わず、え?この人が?という人もすやすや寝ていることが移動中などはよくあります。

他のスポーツとのしっかりした比較もしづらいのでなんとも言えませんが、ボートはよく寝る人が多いというのはよく言われています。

練習で出し切ったあとのお昼寝は格別でしょう。

解決方法

しっかり睡眠をとる。アスリートに限らず、睡眠は生産性を向上させます!寝具を工夫するのも一つの方法。

 

人生で初めてマメができる人も

ボートで使う道具といえばオールですね。
持ち手の部分は、ものにもよりますが公園の鉄棒くらいの太さです。これを力一杯しならせながら漕ぐわけですから、オールと接する手のひらには大きな力が加わります。

そうしてたくさん練習していると、素手でやっていれば手のひらや指にマメができてきます。

たくさん漕いだ証拠だけどどうしても気になる〜と言う人は、グローブをしたりテーピングをしたりすると効果的。する派しない派が実は意外と分かれるところです!

解決方法

まめは努力の結晶!だけどどうしても気になる人は、グローブやテーピングに頼ってみましょう。

 

まとめ
きついのは嘘じゃない!けど解決方法も魅力もある!

今回はボート部のきついところを7点紹介しました。
現役のボート部であればあるある!と共感してしまうところばかりだったかと思います。

現在進行形で苦しんでいる人も我慢ばかりしないで、辞めたいと思ったらちょっとだけモノや人に頼ってみましょう。
楽になるのでぜひ試してみてくださいね!