【ガチ解説】東京オリンピックのボート競技、見どころレースはこれだ!7/28(水)

ボート競技の試合は見慣れないけど、少しでも楽しみながら見たい!
全部見るにはレースが多すぎる!おすすめレースの概要と時間だけ教えて!
今回はこのような疑問を解決する解説記事を書いていきます。
正直ボートって情報探すのも大変だし、1試合10分をずっと見ているのは飽きちゃうかと思います。
そんな皆さんのために、今回は7/28(水)の見どころレースをまとめてお伝えします!
この記事を書いているのは元ボート部のゆうかり(@eucali_sharow)です。
当日朝更新とすっかり出遅れてしまいましたが、一生懸命書きましたので最後まで読んでいってくださいね。

9:18
女子ダブルスカル決勝A
東京オリンピック最初のメダルは誰の手に】

1レーン リトアニア
2レーン カナダ
3レーン オランダ★
4レーン ルーマニア★
5レーン ニュージーランド
6レーン アメリカ

予選で好タイムを出しているオランダ、ルーマニアが注目チームです。
オランダ  6:49.90
ルーマニア 6:49.79
(五輪記録 6:44.33)

この2チームのデッドヒートが予想されます。

体重制限のないオープン種目のため180センチ級女子のパワフルな漕ぎが見られる一方で、
細い艇を進める繊細なバランス、2人のコンビネーションが見どころの種目です。

9:30
男子ダブルスカル決勝A
【予選に続き五輪記録更新か】

1レーン スイス
2レーン 中国
3レーン フランス★
4レーン オランダ★
5レーン イギリス
6レーン ポーランド

予選ではフランスが6:10.45でオリンピック記録(ニュージーランドの6:11.30、9年ぶり)を塗り替えると、続いて予選に出場したオランダが6:08.38のタイムでゴールし、連続でオリンピック記録が更新されました。

気象条件がタイムに影響するスポーツではありますが、ハイレベルな戦いとなるのは間違いないでしょう。

決勝ではフランス、オランダ両チームが隣り合って争います。

男子のオープン種目、かつスウィープ種目のペアと比べてよりスピードの出るスカル種目、ダブルスカル。
2人乗りとは思えない迫力とスピード感に期待できると思います。

9:50
女子フォア決勝A
【21世紀初の五輪女子フォアメダリスト誕生】

1レーン イギリス
2レーン アイルランド★
3レーン オーストラリア★
4レーン オランダ★
5レーン 中国★
6レーン ポーランド

4人で漕ぐスウィープ種目であるフォアは、オリンピックの女子種目としては1992年以来初めて行われます。

予選タイムではオランダとオーストラリアが本命と言われていますが、

敗者復活戦では6艇中予選タイム5位のポーランドが2着。まさかの決勝A進出を決めたため、予想外の展開もありえそうです。

蛇行しやすいスウィープ種目であるフォアでは、ストローク(一番スタート地点側に乗るポジション)が舵を操ります。

漕ぎの力強さのみならず、ストロークやチーム全員がいかにまっすぐ艇を進めるかは見どころになるでしょう。

10:10
男子フォア決勝A
【イギリス6連覇か】

1レーン ルーマニア
2レーン アメリカ
3レーン オーストラリア
4レーン イギリス★
5レーン イタリア
6レーン オランダ

  • この種目でオリンピックを5連覇しているイギリスが、タイム2位で決勝に進出。

力を見せつけ6連覇を決めるのか、それともオーストラリアをはじめとする強豪が新たな王者として君臨するのか、必見です。

2人乗りのペアよりも重く、8人乗りのエイトよりも不安定な艇を操るフォア種目。
パワーとテクニックが揃った高度なローイングが見どころとなるでしょう。

 

10:50
女子クオドルプルスカル決勝A
【ドイツ連覇か、中国がアジアの意地を見せるか】

1レーン イタリア
2レーン オランダ
3レーン 中国★
4レーン ドイツ★
5レーン ポーランド
6レーン オーストラリア

前回大会のリオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得したドイツ、そして準決勝のタイムでドイツを上回った中国

どちらが勝つのか目が離せません。

4人で2本のオールを持って漕ぐクオドルプルスカルでは、スタート直後に48枚のオールが一斉に舞う様子が圧巻です。

スカル種目最大最速の艇の疾走感や安定感は、8人乗りのエイトにも引けを取りません。

 

11:50
女子軽量級ダブルスカル準決勝A/B 2組
【日本の決勝進出が懸かった一戦】

1レーン ROC
2レーン カナダ
3レーン ルーマニア
4レーン イタリア
5レーン アメリカ
6レーン 日本★

今大会日本から2種目に出場しているうちの1クルーです。

ストローク 大石綾美選手
バウ    冨田千愛選手

前回のリオデジャネイロオリンピックも同種目同メンバーで出場し、12位入賞という実績を残しています。
今大会にかける思いも特別なものがあるのではないでしょうか。

このレースでは1位から3位が決勝Aに進出、4位以下が決勝B(順位決定戦)に進出します。

3位以内に入れば前回大会以上の成績が確実となります。

 

クルー平均57kgの制限が設定されている軽量級種目。

体重差が排除された条件下での戦いは、まさに心技体のぶつかり合いが見どころです。

無観客のため会場で声援を送ることはできませんが、大石選手、冨田選手を応援したいですね!

 

LIVE映像リンクはこちら 7/28(水)8:05~日程終了まで

見逃し配信リンクはこちら

 

まとめ
東京オリンピック決勝は4日目の7/28(水)から!お見逃しなく。

今回は東京オリンピック4日目、ボート競技のおすすめレースを6つご紹介しました。

欲を言えば全国民に最初から最後まで見てもらいたいくらいですが、皆さんも決勝や日本戦だけでも見てみてくださいね!!

短い記事にはなりますが頑張って書きましたので、いいなと思った方はゆうかり(@eucali_sharow)をフォローしていただけると嬉しいです。

 

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